施工実績
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A邸 内装及び座卓工事
昔は定番だった堀りゴタツも一時は人気が無くなり設置するお宅も減少する傾向でしたが近年になり各住宅建材メーカーが商品を開発し機能が見直されてきました。
A様から「台所のリフォームとともに堀りゴタツを設置してほしい」とお声がかかり工事することになりました。設置箇所は一階和室部分です。
堀りゴタツを設置するために、和室の畳を全て取り、(ついでに畳は表替えしました)外した後、床板も除去。それを支える根太木と大引き材の下地の段階にします。
実際に床板を剥がして分かったことですが、この仕事をした業者は明らかに今蔓延している手抜き工事をしていました。
化粧柱、下にあるはずの土台材が気持ち程度しかなく、通常の在来木造工事だとすると根太木と同じ方向に土台を流し、化粧板柱が横方向に異動するのを防ぐ仕方をしておりませんでした。
大引き材も土台とからませて取り付けていないので、意味がありません。
このような杜撰な手抜き工事の床下地では掘りゴタツを取り付けしても後々問題が発生する恐れがあるので、仕方なく下地材も撤去することにしました。
自分のお気に入りの場所が壊されて心配なのか、工事が心配なのか、こちらで飼われているワンちゃんが我々の仕事を監督していました。
新規で大引き材を入れて土台と土台に釘で縫い止めしました。根太木を所定の位置に止め大引き材が乾燥などにより、ねじれたり移動したりしないように補強材を木組みしました。
束木、大引き材などが白アリに喰われないように防虫駆除材を塗布します。
また、堀りゴタツの外枠を取り付けるために根太木の間にタル木を切り入れました。
シックハウス症候群に強い床材、昔ながらの杉板で床を作りました。
下側に温熱ヒーターがあり足のやけどを防ぐために木組されたスノコが敷いて、堀りゴタツの完成です。
長年の住宅内部湿気が原因で和室の壁の一部が剥離してきたので左官屋さんに壁を塗っていただきました。
堀りゴタツを設置するだけの予定が、実際は天井を残しての全改装工事となってしまいました。
新しい堀りゴタツに表替えした井草の匂いがする畳の部屋にご満悦のワンちゃんとツーショットの
写真を撮り終えて、この堀りゴタツ設置工事は無事完了しました。
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